シュプリーム / Supreme
1994年ジェームス・ジョビア(James Jebbia)がニューヨーク マンハッタンにオープンしたストリートファッションブランド。 ジェームス・ジョビアは、”Union”というセレクトショップのニューヨーク店を運営していた1989年に、Shawn Stussy(ショーン・ステューシー)と出会い、STUSSYのショップをオープン。その後スケーターに特化したスケートショップ「シュプリーム(Supreme)」をオープンする。ショップスタッフにスケーターを起用し、スケーターカルチャーのみならず、ストリートカルチャーも巻き込み、ミュージシャンやアーティスト、フォトグラファーなどからも多くの支持を得るカリスマブランドへ成長。マルコムX、マーチン・ルーサー・キング、ジェイムス・ブラウン、モハメド・アリなどのアフリカ系アメリカンをモチーフにしたアイテムを発表し、彼らのカルチャーへの敬意を表現。シンプルで高機能、高品質、そしてクールなスタイルを提案し続けている。 赤に白抜きのフューチュラ・ボールド(Futura Bold)のボックスロゴが非常に洗練された印象を与える。Futuraとはラテン語で「未来」を意味し、1923年にドイツのパウル・レナー(Paul Renner)によって制作された書体。ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)がこのFuturaを使用していることは有名である。 アパレルやシューズにとどまらず、スケートボードの製作も手掛け、村上隆、ダミアン・ハーストなどのアーティスト、パブリック・エネミー、マイルス・デイヴィスなどのミュージシャンやナイキ(NIKE)、バンズ(VANS)などの世界的企業とのコラボレーションも積極的に行い注目を集めている。 2006年に原宿に初出店。 2010年には、ブランド設立15年を迎え、1994年から現在までのシュプリーム(Supreme)の歴史を辿るブランドのヒストリーブック「The First History Book Of Street Fashion Label "Supreme"」をニューヨークの出版社リッツォーリ(Rizzoli)からリリース。 SupremeのスタッフとしてキャリアをスタートさせたAaron Bondaroffと、音楽評論家であり、GQ誌にスタイルコラムを毎月連載するライターのGlenn O’Brienの序論、ニューヨークを拠点とするアーティストKAWSとJames Jebbiaとの対談、コラボレーションアイテムやポスターキャンペーンの写真など盛り込んだスペシャルな一冊に仕上がっている。 2016年秋冬コレクションでは、ピンクやイエロー、グリーンなど鮮やかな色とパッチワークやトランプ柄などのプリントを組み合わせ、絶妙なバランスで洗練されたストリートスタイルを発表。 現在ではニューヨークを代表するストリートブランドとして確固たる地位を築いている。 ★シュプリーム 注目記事: ・ルイ・ヴィトン、シュプリームとのコラボに話題集中... ★シュプリームに関連するサイト: ・VOGUE GIRL ・facebook ・twitter ・公式サイト