
WEDDING / FEATURE
ファッション史に残る名作揃い。スーパーモデルたちが纏ったウエディングドレス15
ランウェイを歩くだけで観客の視線を釘付けにしてしまうスーパーモデルたちだが、ウエディングドレスに身を包んだ彼女たちを目の当たりにすると、時が止まったかのような錯覚さえ覚える。巨匠カール・ラガーフェルドはシャネル(CHANEL)のオートクチュールショーをブライダルルックで締めくくるのがお決まりで、在任中にはクラウディア・シファー、アレック・ウェック、デヴォン青木などを花嫁姿で登場させた。後任のヴィルジニー・ヴィアールもその伝統を受け継ぎ、2019-20年秋冬はヴィットリア・セレッティ、2022-23年秋冬ではジル・コートリーヴを起用している。
1990年代には、ジャンニ・ヴェルサーチもまた、当時のトップモデルたちをフィナーレで花嫁として歩かせた。1995-96年秋冬ショーではケイト・モスが、1997-98年秋冬ではナオミ・キャンベルが優美なドレス姿を披露したことも有名だ。
今最も需要のあるモデルの一人であるベラ・ハディッドは、ここ数シーズンで何度も花嫁となっている。アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)の2020-21年秋冬ショーでは短剣を振り回すシーンが瞬く間に話題となり、最近のヴェルサーチェ(VERSACE)の2023年春夏ショーで見せた妖艶なウォーキングも記憶に新しい。
ここでは、ファッション史に輝かしく刻まれたスーパーモデルたちのウエディングドレス姿を一挙ご紹介。思わずため息が出るほどの美しさをご堪能あれ。