──あなたのChangeChallengeは?
自家用車やタクシーの利用は避けて、可能な限り自転車で移動すること。気候と健康のために、日本人による日本のスポーツバイク、コーダーブルーム(KhodaaBloom)の「RAIL 700」(400mm)を半年ほど前に購入しました。
──これを選んだ理由は?
ロードバイクやクロスバイクには憧れるけれど、初心者だし……と購入をためらっていましたが、近所のスポーツバイク専門店のオーナーに「女性や低身長の方でも安心して乗れる」とアドバイスをいただき、この一台に決めました。
コーダーブルームは日本の総合自転車メーカー、ホダカ株式会社が2008年に立ち上げたスポーツバイクブランド。埼玉県越谷市の本社で、「日本の道・道路環境・使用用途・日本人の体格に合わせたものづくり」を追求した企画・開発を行なっています。「永く快適に乗ってもらいたい」という想いから、細かなパーツに至るまでこだわり抜き、コーダーブルームが誇る技術を惜しみなく注いでいるそうです。
私が選んだ「RAIL 700」の魅力は、なんといってもその軽さ。ロードバイク並みの超軽量アルミフレームは、ノートパソコンと変わらない1,350g。パイプの中まで加工を施し、強度が必要な箇所を厚く、そうでないところを薄くすることで、圧倒的な軽さを実現しているのだとか。タイヤやハンドルなど他のパーツを含めても9.5kgという重量は、同価格帯において最軽量レベル!
さらに、環境に配慮した水性塗料「ミライカラー」を採用しており、従来の有機溶剤型塗料と比べて光化学スモッグの原因となるVOC(揮発性有機化合物)の排出量が削減されています。
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──乗ってみた感想は?
一漕ぎでビューンと進む、ママチャリとは比べ物にならないスピード感が最高に気持ちいいです。渋滞にはまってのそのそと進む車たちを、初心者の私でも時には時速40kmで追い越してしまうほど。走り心地はとても滑らかなので、足を止めてもよく進みます。
7月の東京都心での猛暑日は13日と、過去最多。毎日のようにウェザーニュースで「危険な暑さ」という言葉を耳にする今、つい自家用車やタクシーの誘惑に負けそうになります。それでも、来年、再来年、この先もずっと太陽の下で思い切り夏を楽しみたいから、これからも環境省が推奨する「スマートムーブ」を続けたいと思います。
#ChangeChallenge
Text: Motoko Fujita
