自分の個性を引き出すヌードカラーをセレクト
グラマラスな赤と並び、多彩な魅力を秘めたヌードはランウェイのリップメイクでは定番のカラー。2025年春夏コレクションでは、色みを感じさせないミュートカラーから、ほんのり色づいて血色感を与えるカラーまでさまざまなヌードリップが散見。質感のバリエーションも豊富で、ファッションに合わせてタイプを選べる。
シャネル（CHANEL）は、マットと繊細な艶めきが共存した柔らかな印象のヌードリップを実践。肌になじむベージュ系をチョイスすることで黒のアイライナーを太く入れて強調したアイメイクとのバランスもうまく取れている。わずかに艶めかせ、目もとのインパクトに負けないオーラを口もとに纏わせている。
艶やかに仕上げたエルメス（HERMÈS）のリップメイクは、肌色に近いトーンで揃えたカラーレスなナチュラルメイクのポイントに。素の唇に溶け込むように発色するロージーベージュが適度な血色感を与え、気品あふれる優美な表情を作り出している。
そんな今どきのヌードリップを叶える一本を、最新リップアイテムのなかからピックアップしてお届け。
コスメデコルテ 美肌に見せる血色感が持続
まるで唇がプランプアップしたかのような凹凸がない美しいフォルムと、艶感を叶える極上タッチのコスメデコルテ（DECORTÉ）の新作リップスティック。独自の色理論により導き出された血色感の延長線上にあるような肌トーンに溶け込む25色を展開。透き通るように発色するこちらのベージュは、ミュートメイクの強い味方。
ディオール 明るい艶と輝きで唇をドレスアップ
ディオール（DIOR）のティントタイプのリップバームが、潤いで包み込んで唇を保護するトリートメント力をアップデートして進化。見たままの発色を叶える技術も新たに搭載し、カラーパレットも一新。ローズウッドカラーは、温もりのある血色感を与える新色のなかでもヌーディに彩るおすすめの1本。
ゲラン 柔らかな光沢で唇をコーティング
ゲラン（GUERLAIN）から、パールのような輝きを追求し、ぷるんと潤った唇に仕上げるティントタイプのリップバームが新たに誕生。輝きを高める天然由来のシマーパウダー入りで、朝露に濡れて煌めく花びらのように透明感のある唇に瞬時にアップデート。限定色のこちらは、ナチュラルに色付くヌードカラー。
ランコム 濃厚テクスチャーによる艶唇
植物由来の保湿成分がメインのスキンケアベースながら、鮮やかな発色と美しい艶めきを放つ唇を演出する、ランコム（LANCÔME）の色付きリップバーム。新色として仲間入りしたヌーディベージュは、温もりを感じさせる春のムードを表現。くすみを払拭した透明感のある仕上がりを叶える。
シャネル 肌映えするシャイニーな艶めき
シャネル（CHANEL）の色付きリップバームに、保湿力が高まり、みずみずしく輝く仕上がりを叶える新タイプが仲間入り。重ね塗り具合で発色も自在にコントロールし、自分らしいリップメイクを堪能できる。新6色のうちほんのり血色感を添えるこちらのベージュカラーは、瞬時にヌーディな口もとを実現。
SUQQU ほんのり艶めくマット仕上げ
ベルベットのような密やかな艶を与える、SUQQU（スック）の新作リップスティック。しっとりクリーミーなテクスチャーがなめらかにのび広がり、高発色をキープしながら均一に密着。唇に塗りやすい絶妙なスリム形状で、ワンストロークでしっかり彩る。洗練されたローズピンクは、ヌーディながら絶妙な存在感を放つ。
THREE さりげなく艶めくふんわりマット
スタンダードなリップカラーとして以外に、唇のフォルムを整えるリプライナーとして線も描けるTHREE（スリー）のスキニータイプのリップスティック。光を吸い込むマットに反射するようにさりげない艶を唇にもたらす。顔色のトーンを引き上げるライトベージュは、リップベースやコンシーラーとしてマルチに活躍する。
M·A·C 肌トーンの個性を引き立てる色艶
ヌード系リップのトレンドを牽引してきたM・A・C（メイクアップ アート コスメティックス）がそのヌードを再定義し、新色をリリース。こちらは保湿成分中心のオイルイン処方を採用した、艶めきと濃密な発色が特徴のサテンタイプ。ピーチ系ベージュは、適度な血色感を与えたいときに最適なヌードカラー。
エムアイエムシー 唇に溶け込むナチュラルカラー
鮮やかな発色となめらかな質感が魅力のエムアイエムシー（MIMC）のリップスティック。スーパーフルーツをはじめ栄養豊富な植物オイルを贅沢に配合し、メイクしながら唇を乾燥や紫外線から守る効果もある。新色のロージーベージュは、ナチュラルながら女性らしい優雅さを引き立てる上品な色合いが魅力。
ルナソル キメの整ったしっとり唇を演出
唇の潤いを長時間守り、ふっくらと丸みを帯びた立体的な唇に彩るルナソル（LUNASOL）のリップバーム。透明感あふれる艶膜が、唇をラッピングするように密着。くすみ感を秘めた洗練された印象のカラー設計で、素の唇になじんで美しく発色する。赤みブラウンは程よい血色感をもたらし、モードな雰囲気に仕上げる。
Editor: Manami Ren
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