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シャンパン選びの基準をサステナブルに! テルモン(TELMONT)が目指す、美しい地球と美味しいシャンパンの関係性【VOGUEエディターの #ChangeChallenge 】

シャンパンを選ぶ際、何を基準にしていますか? 好みの味や予算など、選択肢はたくさんあるけれど、SDGsの観点からセレクトしてみるのはいかが? サステナブルシャンパンの先駆者的存在、 テルモン(TELMONT)が行う永続的なシャンパン作りは、実に潔くシンプルなんです。

レゼルヴ・ブリュット 750mL ¥8,470(税込)/TELMONT(レミー コアントロー ジャパン) Photo: Courtesy of Champagne bar room312 by LILI LA YULI

──あなたのChangeChallengeは?

100%オーガニックのシャンパーニュを生産することを目指し、サステナブルなアプローチを積極的に展開するシャンパンブランドのテルモン(TELMONT)。シャンパンって、奥深いけれど、どこか難しい······と感じる人に取っても、とても理解しやすいトレーサビリティを行なっていて、関心を持ち始めました。もちろん、美味しいんです!

植木鉢がおしゃれなシャンパンクーラーに!テラスや屋外で飲む時に真似できそう。 Photo: Courtesy of TELMONT

──このプロダクトを選んだ理由は?

1912年、フランスのランス地方で創業。サステナブルシャンパンの先駆者的存在のテルモンは、流通する上で一切ギフトボックスを使用していないんです。通常、シャンパンは立派な箱に入っていますが、「一般的な限定ギフトボックスがわれわれにはない。なぜなら、すぐ廃棄されるものだから。ボックスをなくすことで、二酸化炭素排出量が減らせる」と、実に潔い。実際、箱がなくても売り上げは伸び続けているようで、消費者の環境意識の高さが伺えます。

さらに、世界最軽量ボトルの開発にも成功。従来のボトルよりも35gほど軽い800gで、ガラスの溶解や製造工程でのCO2排出量を1本あたり約4%削減できるといいます。

ボトルは空輸せず、すべて船便で流通させており、今後は非リサイクルガラスを使った透明ボトルや特殊な形状・サイズのボトルの廃止、再生エネルギーの使用にも取り組んでいくようです。

この大胆かつ持続可能なシャンパン作りに感銘を受けて、ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオは、テルモンの出資者の一人となったそう。

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──その魅力とは?

ボトルに貼られたエチケットには、トレーサビリティを証明するための記述がぎっしり! ボトルナンバー、デゴルジュマン(ボトリング年)、ドサージュ(糖分量)、ブドウ品種、ビンテージ、製法、メゾンのマニフェストまで。実は、これらの情報を開示しているブランドは他にはないようで、シャンパン作りに自信がないとできないことだと思います。しかも、モダンで洗練されたデザインが◎

これからの時期、ホリデーシーズンに向けてホームパーティーに招待される機会が増えますよね。シャンパンを差し入れする際は、あえて裸のシャンパンボトルを持っていき、サステナブルな会話に華を咲かせるのも楽しいと思います。

https://jp.champagne-telmont.com/