FASHION / TREND & STORY

審美眼を持つEコマースサイトのプロたちが、今季、本気で欲しいもの【秋冬ベストバイ Vol.4】

研ぎ澄まされた審美眼で世界中から服やアクセサリーをセレクトするEコマースサイトのプロたち。本物を知り尽くした彼らが、今季プライベートで狙っているアイテムとは?
Brigitte Chartrand

【ローレン・サント・ドミンゴ編】心も安心感に包まれるアップタウンスタイル

ローレン・サント・ドミンゴ(LAUREN SANTO DOMINGO)/Moda Operandi Co-Founder and Chief Brand Officer  Photo: Getty Images

ラグジュアリーファッションECサイト、モーダ・オペランディの共同創設者でありNYの社交界の花形でもある、ローレン。「今季もとりわけオーバーサイズのアイテムにはまっている。スリークなドレスの上に軽く羽織りたい」 

1 ピーター ドゥのジャケット

Photo: Greg Kessler / Courtesy of Peter Do

クリーンで構築的な服づくりを得意とするピーター ドゥPETER DO)。エレガントで無駄のないシルエットのジャケットは、羽織るだけで上質感を感じさせる。

2 カイトのカーディガン

カーディガン $1,880/KHAITE (www.modaoperandi.com)

胸もとの空きが特徴的なブラウンのカーディガンは、カイトKHAITE)から。極上のカシミアで心地よい肌触りを実現した、究極にラグジュアリーな一着。

3 アライアのハートバッグ

バッグ 本体 H17cm ¥123,200/ALAÏA(リシュモン ジャパン)

愛らしいハートシェイプのバッグアライアALAÏA)。甘さを押さえるクールなシルバーカラーをチョイスすれば、大人の遊び心を楽しめるはず。

【ローラ・ダルモン編】トレンドに左右されないツイスト小物をプラス

ローラ・ダルモン(LAURA DARMON)/ ENG Buyer Director and Business Development DIDU Brand Manager

エッジィな自己流スタイルを貫くローラは、上海でZ世代向けストアを運営。「服はできるだけミニマルにしたい。私の定番であるマーティン・ローズMARTINE ROSE)のシューズは型押しクロコ加工がお気に入り」 

1 リック オウエンスのポンチョ

Photo: Filippo Fior / Gorunway.com

顔を覆ったアヴァンギャルドなルックは、リック オウエンスRICK OWENS)から。オーバーサイズのマントは、ただそこにあるだけでモード感を主張するパワフルなシルエット。

2 マーティン・ローズのシューズ

シューズ ヒール2.5cm ¥97,500/MARTINE ROSE(エッセンス)

マーティン・ローズ(MARTINE ROSE)のスリッパシューズは、トラディショナルな表情を放つ一足。フォーマルなスタイルにほんの少し抜け感を効かせたいときにオススメ。

【ブリジット・チャートランド編】意表を突いたフォルムで特別感を

ブリジット・チャートランド(BRIGITTE CHARTLAND)/ SSENSE Vice President of Womenswear Buying

クールなアイテムを取り揃えたファッションECサイト、エッセンスのバイイングに携わるブリジット。彼女が今意識しているのは、サステナビリティ。「ライフサイクルが長く、ずっと愛着を持てそうなアイテムを買うようにしている。特別なタッチを加えてくれるサプライズのあるディテールが好き」

1 アクネ ストゥディオズのトップ

Photo: Isidore Montag / Gorunway.com

「修復することの美しさ」を追求したアクネ ストゥディオズACNE STUDIOS)の秋冬。あえてぼろぼろに着古したようなファブリックがクールな印象を放つ。

2 ボッテガ・ヴェネタのパンプス

パンプス ヒール17cm ¥214,500/BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

CLX Europe

大胆なプラットフォームシューズは、ボッテガ・ヴェネタBOTTEGA VENETA)から。艶のある型押しレザーが、ラグジュアリーなムードを底上げする。

問い合わせ先/
エッセンス(MARTINE ROSE) ssense.com  
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966 
リシュモン ジャパン(ALAIA) 03-4461-8340

Photography by Shinsuke Kojima,Daigo Nagao  Styling by Ayaka Oshida  Coordination & Text by Maki Saijo  Editor:Kyoko Osawa