FASHION / Trend&Story

最旬バッグは、ブランドロゴ入りで。【2018SS TREND vol.5】

まただまだ冷める気配のない、ロゴブーム。王道ものから初登場のものまで、2018春夏ランウェイにお見えしたブランドロゴをバッグから取り入れてみてはいかが?

FENDI 帰ってきた、お馴染みの定番ロゴ。

カール・ラガーフェルドが「Fun Fur(楽しい&ファー)」と意味を込めて、二つのFを組み合わせてデザインしたロゴ。ザ・定番とも言えるFFロゴがフェンディ(FENDI)のランウェイで完全復活を見せた。茶色とヴィンテージ感が相まって重厚感ある印象を残しがちだが、軽やかなシアー素材と組み合わせることで、春夏にぴったりの仕上がりになっている。たっぷり収納できるサイズ感も女性には嬉しい。

CHANEL いつの時代も女性が憧れる唯一無二の存在。

世界中の女性を夢中にさせるシャネル(CHANEL)のダブルCマークは色褪せることを知らない。今季、巨大な岩と滝の演出と共に披露されたのはビジューのチェーンバッグ。流れ落ちる涼やかな水のごとく、ビジューが歩くたびに煌めき揺れる。洗練さと圧倒的な存在感はまさに唯一無二と言えよう。パーティーで視線が集中するラウンド型はぜひ押さえておいて。

DIOR モダンに蘇るブランドアイコン。

「J’adior」や「Dio(r)evolution」など、ディオール(DIOR)で楽しいロゴ遊びを見せてきたマリア・グラツィア・キウリ。彼女の手にかかれば、1970年代に作られて以来の誕生以来愛され続けている、ディオールオブリークもモダンな表情に。エレガンスが演出できるネイビーブルーはそのままに、バックル部分に最新のブランドロゴをあしらいよりモード感が加速。このロゴは、フリンジジャケットやシューズ、チョーカーにまで散りばめられ、DIORラバーを虜にしている。

LOEWE アーティスティックな装飾で大人っぽさを演出。

1970年にスペインの画家であるヴィンセント・ヴェラが、4つの'L'を組み合わせてデザインしたロエベ(LOEWE)のアイコンロゴ「アナグラム」。2014年にジョナサン・アンダーソンは、パリのマルチデザインユニット「M/M(Paris)」と組み、シンプルに一新した。生まれ変わって以来すっかり人々に親しまれているロゴが、ニットやバッグをアーティスティックに彩る。バッグにはレザーの老舗らしく上質なマークが刻まれ、大人のさりげないロゴ持ちにぴったり。プレイフルなフリンジ使いもポイント高し。

BALENCIAGA 新しいロゴを胸に前進。

今シーズンより新しいブランドロゴを発表したバレンシアガ(BALENCIAGA)。これまでよりもスリムなフォントに生まれ変わり、クールな印象がいっそう増している。スポーティーなグレーのボディーバッグは、もちろん斜め掛けをするのがお約束。ストラップを短めにすれば、ボトムとのバランスが取れてこなれ感が演出できる。

【あわせてチェックしたい 2018SS TREND】
vol.1 着こなしが問われるPVCを攻略。
vol.2 モードな勝負ドレスは、スパンコールで決まり!
vol.3 バッグの2個持ち、攻略法。
vol.4 デザイン豊作な膝丈ブーツ。

Photos: InDigital Editor: Mayu Kato