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グラミー賞プロデューサー、カニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリの“ネイキッドルック”にコメント

グラミー賞レッドカーペットに現れたカニエ・ウェストの妻、ビアンカ・センソリの露出度の高いルックが物議を醸している。
Photo: Jeff Kravitz/FilmMagic

第67回グラミー賞レッドカーペットでコートを脱ぎ捨て、ネイキッドルックを披露し、世間に衝撃を与えたイェことカニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリ。ドレスコードを問う声が上がる中、授賞式のエグゼクティブ・プロデューサーであるラージ・カプールが『ピープル』のインタビューでコメントした。

「授賞式で実際にパフォーマンスをする人にはドレスコードがあり、基準や慣習に従わなければいけないのは確かです。ですが、ほかの出席者や候補者については、主催のレコーディング・アカデミーが答えることでしょう」と語る。授賞式のゲストのドレスコードは「芸術的なブラックタイ」、つまりタキシードが求められるとしながらも、「音楽業界では、さまざまな解釈ができるのではないでしょうか」と言葉を濁した。

Photo: Jon Kopaloff/WireImage

グラミー賞では、過去にもゲストの過激なドレスアップが物議を醸したことがあり、2013年の授賞式開催にあたっては、事前に放送局CBSが関係者に向けて「衣装に関する標準的かつ実践的アドバイス」とするガイドラインを送付した。『デッドライン』によると、「臀部と女性の胸は十分に覆う」ことを求め、Tバックは問題があると具体的に指摘。「臀部の下部の曲線や割れ目」、「乳房の側面や下部の曲線」の露出はNGであり、女性のバストトップが透けるようなシースルー素材も避けるようにと記載されている。パフォーマーだけでなく、カメラに映る観客にも適用されるとあった。

また、アメリカ国内の放送通信事業の規制監督を行う連邦通信委員会のウェブサイトには、わいせつ表現は表現の自由を保障する合衆国憲法修正第1条の保護下にあらず、「ケーブル放送、衛星放送、地上波放送、そしてラジオ放送において禁止されている」とある。グラミー賞の会場クリプト・ドットコム・アリーナのあるカリフォルニア州では、公然わいせつ罪の定義を「不快や迷惑に感じる可能性がある人の前で性器や裸体を故意に露出する」としている。

なお、カニエとビアンカは授賞式には出席せず、レッドカーペットを歩いただけで会場を後にしたが、主催者側からの指示ではなく、2人が自発的に決めたことだという。

Text: Tae Terai

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