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2020年代初頭のネイルのビッグトレンドは?と聞かれたら、これは外せない、という一つのデザインがある。それは、2022年のメットガラのときにセレブ御用達ネイリストのゾラ・ガンゾリグトがヘイリー・ビーバーのために作り上げたグレイズド・ドーナツ・ネイルだ。このデザインは瞬く間にSNSやメディアを通して世界中に拡散され、人気が爆発した。ガンゾリグトにとって、クライアントごとにぴったりのスタイルを選ぶことはとても大切なこと。「私にとって、ネイルはファッションと同じ」と彼女は以前VOGUEに語っている。「今の時代、人々はネイルを通して自己表現をしています。ネイルはその人がどんな人物なのかを映し出すものだから」
このグレイズド・ドーナツ・ネイルブームの火付け役であるヘイリー・ビーバーだが、最近かなりご機嫌に過ごしているよう。彼女は自身のInstagramに珍しく息子のジャックを抱いた写真を投稿。ジャックに明るい赤のニット帽をかぶ背ているのは、きっと春のロサンゼルスの強い日差しから守るためだったのだろう。ヘイリーは目を閉じ、優しい笑顔でジャックを見つめている。
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投稿の次のスライドでは、ジャックが彼女のサンハットに手を伸ばす可愛らしい瞬間も映っており、「私のちびっこたち」と友人のロリ・ハーヴィーがコメントしているのも微笑ましい。そんな春の麗らかな日の投稿の中で、もう一つ視線を集めたのは、彼女が愛用のネイルデザインを復活させていたことだった。シンプルでありながら偏光パールの輝きを放つグレイズド・ドーナツ・ネイルは、まさに煌めき輝くネイルデザインの代表格だ。
このネイルのポイントについて、ガンゾリグトは以前こう語っていた。「通常のパウダーベースコートの代わりに、硬化させても黄ばまないトップコートを使っています。それがクリアな仕上がりの決め手です」。実はこのデザイン、最後の最後に思いついたものだったという。「クロームパウダーをちょうど手に入れたばかりで、どうなるかわからなかったけど、試したらすごく気に入りました」