BEAUTY / WELLNESS

セルフコンパッションを取り入れるといい星座は? 3月、瞑想・マインドフルネスで“生きやすさ”の実感を強化【美と心の星サプリ 第7回・後編】

星読み係yujiの連載の第7回は、「瞑想、マインドフルネス」をお題に、ゲストのマインドフルネス瞑想講師、作家の吉田昌生とトーク。「正誤」で判断しがちな私たちが、自分の心に正直になる方法とは? 安定したメンタルを手に入れる術も必見。※前編はこちらから。
星読み係yujiとゲストが毎月のテーマを深掘り。3月はマインドフルネス瞑想講師/作家の吉田昌生と対談

メンタルケアにジャーナリングが有効

y 瞑想とマインドフルネス以外に、メンタルケアのためにおすすめできることはありますか?

 ジャーナリングもよいですね。考えていることや、モヤモヤしていることをひたすらノートなどに書き出します。自分に本当にやりたいことなどを問いかけたり、いつもと異なる視点で見ることができるなど、内面の整理に適しています。また、より簡単なのは日常生活に意識を向けること。“今”に意識を向け、聴く、歩く、食べることを意識的に行い、目の前の家族やペットなどの存在に集中しましょう。続けるうちに、感情との向き合い方が変わって、客観的に見ることができるようになったり、「落ち込んでるね」と自分を慰めることができるようになるなど、自身に寄り添って“感情のお世話”をできるように。マインドフルネスをやってよかった、という実感がきっと得られるはずです。

y ジャーナリングは、僕も星読みの個人鑑定の際にクライアントに勧めることがありますね。具体的な課題を書き出してみると、変化が感じられることが多いようです。僕個人も、毎年なにかしらの成長があるように年始に目標を設定して、実践するということを続けているんです。義務化するというよりは、やりたい、もしくはやろうと思ったことをルーティンに組み込んで、淡々とやるイメージ。20代で自分のことがわかってきて、今は人生の方向を変えることで日々を穏やかに過ごせています。昨年の暮れにお遍路に行ったのも、その一環ですね。

 自然の中を歩くのは、まさにマインドフルな行為。yujiさんも日々実践されているんですね。

「心の声」に耳を傾ける

y 星の流れでは、3月にはこれまでの「合っている」「合っていない」という、正誤の世界からの脱却という風が吹きそうなムードです。思考が正誤にとらわれていると、日常生活において心が疎かになりがち。そのパターンがインストールされすぎているからこそ、自分の体感覚としてやりたいことや情熱が湧いてくるかどうか、を改めて自身に問うのがよさそう。心がどう感じるか、気持ちがどう動くかって、とても大切だと思うんです。

 我々には「頭の声」と「心の声」があって、頭は良し悪しや損得でジャッジするけれど、心では「なんとなく、こちらのほうがいいんじゃないか」というのを感じているものなんですよね。そこで瞑想やマインドフルネスを通じて、「頭の声」を静かにして、心で問いかける。Googleでも「Search inside yourself」といって、EQ(自分や周囲の感情を知覚し、自身の感情をコントロールする知性)のトレーニングを取り入れています。内側をサーチして、自分の体や心の微細な感覚を具に見ていくことで、自分の潜在意識や本音とつながることができ、結果的に“よりよい自分”になれるのではないでしょうか。

この3年半で“脱・嘘つき化計画”を実装

kaorinishida

y ちょうど星の流れで、この3年半で「自分に嘘をついていくことからの解脱」が起きているんです。皆さんそれぞれのなかで、自分に対して“脱・嘘つき化計画”の実行ボタンが押されて、実装されるようなイメージ。世の中的にこうだから、とか、今までやってきたことを無駄にしたくないからキープゴーイングでいこうとか、本当は心では「NO」なのに、損得によって積み重ねている行動ってありますよね。

それを続けていると、自分に嘘を着くのが常態化してしまうから、そこから卒業するというのがテーマ。結果、仕事を変えたくなったり、今までの人間関係が変わったり、やりたいことに邁進するというようなアクションが起きる予感。誰かと競争するのではなく、大きなルーレットが回って、本来その人があるべき場所へと原点回帰していくような状態ですね。ただし、変化する勇気は必要ですが……。

 アドラー心理学のひとつに「嫌われる勇気」というのがあります。他人がその人に投影する期待やイメージがあるなかで、自分らしく生きることをを受け入れるには勇気がいりますよね。でも、それは期待する側の人の都合であって、どのように期待されようとも、その人自身が「だからなに? 私は私です」と確立できることがこれからは大切です。親からの脱・洗脳だったり、社会的通念、あるいは旧来の価値観からの脱却であったり。他人軸から自分軸で生きていく、というのがこれからの時代なのではないでしょうか。

魚座、水瓶座こそ瞑想&マインドフルネスを

y 「みんな違って、それでいい」という表現がありますが、「それでいい」と言えるようになるためには、自分のわがままを許すことも必要ですよね。自分のことに“超集中”すると他人のことがあまり気にならなくなるから、皆がそのようになれば、個性を出したい人からするといい環境になりそう。特に瞑想やマインドフルネスを行ったほうがよい人というのはありますか?

 落ち込みやすかったり、自分を責めがちな人には特におすすめです。他人には厳しいことを言わないのに、自分には手厳しい言葉をかける人は多いと思うんです。まるで親友に接するように、「落ち込むこともあるけれど、そんなに気にしなくてもいいんだよ」と“自分自身と親密になる“ことができるとよいですね。星占いの観点から、瞑想やマインドフルネスを行ったほうがよい人は?

y 自身のネイタルチャート(出生時の天体の配置を示した図)を見て、魚座、山羊座、水瓶座、蠍座が強い人ですね。10天体のなかで、これらの星座に星が多く位置している人はおすすめできます。特に水瓶座や魚座が強い人は、メンタルにアップダウンがあったり、自己肯定感が下がってしまったりするのでよさそう。時期的には、今は蟹座と双子座の人も該当します。

 星でそこまでわかるものなんですね。自分に思いやりや慈悲を向ける考え方を「セルフコンパッション」というのですが、落ち込みやすいと自覚がある人は、ぜひこの3月から「セルフコンパッション」を実践して、“生きやすさ”を感じてみてほしいものです。

Profile
yuji
星読み係、ヒーラー。 香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心。現在は書籍執筆、連載、講演などで活躍する一方、毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。https://youtube.com/@yuji-universe

吉田昌生
マインドフルネス瞑想講師、作家。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会 代表理事。瞑想、ヨガ、心理学を学んだのち、マインドフルネス瞑想の普及に尽力する。スポーツクラブのプログラム監修、企業研修、瞑想アプリの監修など幅広く活動。指導者の育成も手がける。著書に『〜1日10分で自分を浄化する方法〜 マインドフルネス瞑想入門』など。
www.youtube.com/c/Mindfulnes