2022年から、Netflixのホリデーシーズン・ムービーで主演を務めたリンジー・ローハン。2000年代初期にブレイクし、その後アルコールやドラッグ依存でトラブルを起こし転落して行った彼女の復活を見るのは嬉しい。びっくりなのは、その容姿。38歳にして、一時期のやつれた顔から若返っているのだ。そんなリンジーに、ロンドンの美容整形クリニックの医師が、推定4600万円近くの費用をかけて美容整形手術を受けているのではないかと主張。インスタグラムにリンジーのビフォーアフター画像のリール動画を投稿し、リンジーが受けたと思われる施術内容をすべてリストアップしている。
医師のジョニー・ベテリッジによれば、リンジーはフェイスリフトのほか、上まぶたのたるみを取る手術に鼻の整形、また、眉のリフトアップ手術を受けたのではないかという。「傷跡が目立たないように、内視鏡アプローチを用いた外科的なフェイスリフトを受けたのではないか」、とベテリッジ医師。ほかにもボトックスに、リップリフトとリップへのフィラー注入で人中を短くする処置に加え、ベニアで歯を綺麗にする施術を受けたと予想。さらに肌はレーザー系の施術で定期的なケアを行なっているだろう、とベテリッジ。すべての施術を合わせると、推定約4600万円近くの費用がかかっているという。
要するに、かなり色々やっているのでは?という医師の予測で、不自然さはなく、ナチュラルな美しさ。こんな風に若返られるのなら手術を受けたいという人も多そうだ。この自然さの秘密は、パーツごとに施す「低侵襲フェイスリフト」の賜物だと、ベテリッジは語る。これはわずかな切開によって垂れ下がった顔の組織をリフトアップする手術で、たとえば眉リフトは弛んだアイブロウを持ち上げることで、額のシワを減らす効果もあるという。上眼瞼形成術は上まぶたから余分な皮膚と脂肪を取り除き、リップリフトは人中を短くする手術。
医師のこの投稿にたくさんのコメントがつき、「彼女は素晴らしく見える。私にも4600万円があればいいのに」と書き込んだファンも。ちなみにリンジー自身は今のところ、米Allure誌のインタビューで、過去にレーザーとモーフィアス、IPLの美肌マシンの施術を受けたことを明かしている。「私は肌のケアをしているだけ。でも美容医療はあまりやりすぎないようにしています」
現在16ヶ月の息子ルアイを育児中のリンジー。英『DailyMail』誌によれば情報筋は「彼女の外見は、彼女の健康的なライフスタイルによるものです。彼女は薬を飲まず、本当によく食べ、クレンジングをするのが大好き。彼女は常にフェイシャルやその他の自然な美容処置を受けています」と、アンチエイジングの手術疑惑を否定しているけれど。出産を経て、2024年アラフォーの今の方が2012年よりも若返るなんてこと、あるのだろうか。
もちろん、リンジーがヘルシーな状態になったことで輝きを取り戻したのだとしたら、それは喜ばしいこと。Netflixで11月27日から配信スタートされたばかりのロマコメ、『リトル・シークレット・イン・クリスマス』を観て、そんなリンジーの近況を確認してみたい。
Text: Moyuru Sakai Editor: Toru Mitani
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