ブレイク・ライブリー / Blake Lively
1987年8月25日、アメリカ・カリフォルニア州生まれの女優「ブレイク・ライブリー（Blake Lively）」。父は映画監督兼俳優のアーニー・ライブリー、母は元女優のエレインで、現在はマネージメント業に携わっている。兄姉もそろって俳優というショービズ一家で育つ。子どものころより、両親が教える演技クラスのレッスンに参加していたブレイク・ライブリー。 1998年、10歳のとき父が監督を務めた映画『サンドマン』でスクリーンデビューを果たす。2005年の『旅するジーンズと16歳の夏』で本格的に女優デビュー、その演技が好評を博し、ティーン・チョイス・アワードブレイクスルー女優賞にノミネートされた。2007年から2012年まで放映されたアメリカの大人気テレビシリーズ『ゴシップガール』のセリーナ・ヴァンダーウッドセン役で一躍全米のトップスターとなる。2008年には『旅するジーンズと16歳の夏』の続編に出演。映画のスマッシュヒットとともにブレイク・ライブリー自身も高評価を獲得した。その後も2009年『50歳の恋愛白書』、2010年ベン・アフレック監督作品の『ザ・タウン』など、話題作に続々起用された。 プライベートでは、『ゴシップガール』シリーズで共演したペン・バッジリーと2007年交際をスタートしたが2010年に破局。その後2011年にはレオナルド・ディカプリオと交際していたが約5ヶ月で破局。DCコミックス原作のアメコミ映画『グリーン・ランタン』での共演をきっかけに2011年より11歳年上の俳優ライアン・レイノルズと熱愛がスタートし、2012年に結婚。サウスカロライナ州のホール・プランテーションにて小規模の式を挙げた。式ではブレイク・ライブリーの親友であるフローレンス・ウェルチが二人のために3曲を披露した他、白いテントの下で行われた結婚式ではDJがゲスト達を楽しませていたという。2012年12月には第1子となる娘ジェームズ・レイノルズが誕生。2016年に第二子出産。ル・コルドン・ブルーに留学経験やニューヨークのお菓子屋でパテシエとして働いていた経験があり、テレビ番組でケーキ作りを披露したり、スプリンクルベーカリーの人気商品の新作開発するなど、料理好きとして知られる。 身長178cm、健康的な美脚を誇るブレイク・ライブリーは、2011年、オンラインマガジン『AskMen.com』による500万人の男性からの投票で「最も魅力的な女性」ランキングの1位に選出された。インスタグラムでも度々自慢のスイーツを紹介している。またファッションアイコンとして、さらに一流ブランドのミューズとしても注目をされているブレイク・ライブリー。これまでに、グッチのフレグランスのキャンペーンビジュアルや、シャネルのバッグ「マドモアゼル」のオフィシャルアンバサダーを務めた。特に、親交の深いクリスチャン・ルブタンは、ブレイク・ライブリーをイメージしたという「The Blake」というシューズをデザインした。 カリフォルニア育ちの明るさとエレガンスを兼ね備えたブレイクは、ヨーロピアンモデルしか選ばれないとされていたシャネルのミューズに抜擢されるという快挙を成し遂げた。 また、スタイリストをつけずに自ら服を選ぶというブレイク。服を作っていた母親の影響で幼い頃からデザインに興味を持つようになったという。そして『ゴッシップガール』の出演がファションに対する彼女の感性に火をつけたようだ。「スタイリングは大好きな趣味でもある」とブレイクは語る。 愛用しているのはもちろんクリスチャン・ルブタン。サンプル・セールで一度に40足も購入したという経歴も持つルブタン・コレクターだ。 2015年には、サンフランシスコ発、エコファッションブランド「Amour Vert（アモーレ・ベート）」とコラボレーションを実現。アモーレ・ベートはオーガニック素材を使用し、Made in USAにこだわったブランド。ブレイクはワンピース（価格230ドル）をデザインし、自身のサイト『PRESERVE（プリザーブ）』で販売した。 「VOGUE」のベストドレッサー・リストにも選ばれたこともあり、ますますファッションアイコンとしての活躍が期待されている。 結婚後、自身のライフスタイルサイト『PRESERVE（プリザーブ）』を運営し（2015年10月に閉鎖）、女優業は抑え気味にしてきたブレイク・ライブリーだったが、2015年『アデライン、100年目の恋』でスクリーンにカムバック。29歳のまま年を取らなくなったヒロインの数奇な運命を描いたラブストーリーで主役を演じた。2016年7月公開予定のパニックホラー映画『ロスト・バケーション』で主演を務めるほか、2016年カンヌ映画祭のオープニングを飾ったウディ・アレン監督の『カフェ・ソサエティ』にも出演している。
