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レオナルド・ディカプリオ / Leonardo DiCaprio

1974年11月11日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド出身の俳優、映画プロデューサー、脚本家の「レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)」。 レオナルドの名は、母親が妊娠中イタリアでレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞している際に、反応(腹部を蹴飛ばした)したからだという。ダ・ヴィンチと同様、ディカプリオ(DiCaprio)という姓は「カプリ島(出身)の」という意味になる。 身長183cm。 レオナルド・ディカプリオは、イタリア人の父とドイツ人の母の間に生まれ、両親が離婚し、父親と暮らすように。父親の再婚相手の連れ子である義兄がテレビコマーシャルで収入を得ていたことに感化され、俳優の道を志したという。10歳頃からオーディションに挑戦するものの、不合格の通知ばかりが続いた。その際、本名の響きがエキゾチックであるために改名まで打診されることがあった。念願叶ったのは3年後の13歳の時で、ここから役者としてのキャリアに本格的に踏み出すこととなった。14歳でCMやTVシリーズに出演を重ねるようになり、 下積みを重ねた。 14歳で英国のミニカー「マッチボックス」のCMに出演。 米ABCテレビドラマ「愉快なシーバー家」家なき子の役で出演。 1991年に公開された『クリッター3』映画デビュー。 1993年『ボーイズ・ライフ(This Boy's Life)』 でロバート・デ・ニーロと共演し、転機が訪れる。 1993年に出演したラッセ・ハルストレム監督の映画『ギルバート・グレイプ』で19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート。その後も立て続けに映画への出演を重ね、『ロミオ+ジュリエット』ではベルリン国際映画祭の銀熊賞 (男優賞)を受賞。注目の若手俳優として認識されるようになった。レオナルド・ディカプリオは、93年の『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネート、LA批評家協会のニュー・ジェネレーション賞を受賞するなど、演技力を高く評価された。 1997年、世界的大ヒットを記録した『タイタニック』でブレイク。ディカプリオを一躍スターに押し上げた同作は世界各国で興行収入記録を塗り替える大ヒットを記録。端正なルックスも注目され、日本をはじめ世界で熱狂的なブームを巻き起こし、人気俳優の地位を不動のものとした。続いて出演した『ギャング・オブ・ニューヨーク』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などでは、大物監督たちと組んで様々な役柄に挑戦。タイタニックで鮮烈に焼き付けた役柄の印象が強すぎて悩んでいたとされたが、ヒット作を送り出し、徐々にディカプリオの演技力が注目されるように。 「レオマニア」と呼ばれる熱狂的ファンが生まれ、世界で最もその名が検索された人物となった また、俳優業だけでなくマネージメントにも挑戦しており、『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』、『アビエイター』ではプロデューサー業で手腕を発揮している。 2001年、映画制作会社「アッピアン・ウェイ(アッピア街道の意)」を設立。 初製作映画は『アビエイター』。実在したアメリカの大富豪、ハワード・ヒューズを演じゴールデングローブ賞 ドラマ部門主演男優賞を受賞した。その後、アカデミー賞主演男優賞を獲得した『レヴェナント:蘇えりし者』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『ファーナス/訣別の朝』をプロデュース。 米ワーナー・ブラザースとの2004年から10年に及んだ契約を解除し、2016年に、米パラマウント・ピクチャーズと3年間のファーストルック契約を締結。 2013年公開の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では、マーティン・スコセッシ監督と5度目のタッグを組み、2度目となるゴールデン・グローブ賞に輝いた。2016年にはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画『レヴェナント: 蘇えりし者』に出演。実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、アメリカ西部開拓時代を舞台に彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いた伝記映画で、アカデミー主演男優賞を受賞。同作で5度目のノミネートにして、悲願のアカデミー賞受賞となった。 プライベートでは、「地球に棲むすべてのものたちの長期的な健康と幸福を追求する」ことを目的とする「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立するなど興味深い動きがある。幼少期には父と美術館に行くことが趣味であったという彼は、アートコレクターとしても知られている。2015年、米美術雑誌「ARTnews」が発表する「世界のアートコレクタートップ200」に初めてランクイン。映画界からランクインしたのは彼だけだった。この年、日本からは柳井正氏、大林剛郎氏、佐藤辰美氏などがランクインした。 現代美術作品やコミック、希少本、化石を収集しているディカプリオは、自然史博物館にもよく足を運んだという。2007年に、6700万年前のティラノサウルスの頭蓋骨(最終的に27万ドル(約3,300万円)の落札価格)でニコラス・ケイジと競り負けたという経験を持つ。後にこの化石は違法に持ち出された盗品と分かり、化石をモンゴルに返還されている。 熱心な環境保護主義者であるディカプリオは、1998年、生物種の保全および気候変動の緩和と災害救援への取り組みを支援する「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立。 2014年、国連の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長から気候変動問題を担当する「ピース・メッセンジャー」に任命された。 2016年1月28日には、バチカン市国を訪れ、ローマ法王フランシスコに謁見。気候変動が地球に与える悪影響を食い止めるため、共に何ができるのかを話し合ったという。 その際、ルネッサンス期のオランダの画家ヒエロニムス・ボスの画集を法王に贈った。ヒエロニムス・ボスの三面画『快楽の園』のレプリカが幼少期のディカプリオに自宅に飾られていたという。デカプリオは「子供ながら神が与えてくれた地球という理想郷、過剰に増えてしまった人口、そして黒い空は現在環境に起こっていることを表していると思っていました」と語ったという。 「幼い頃悲しいと感じたのは、人類の自然破壊によって多くの種が失われてしまったことだ」と語るディカプリオ。彼の化石収集や環境保護への熱意は幼少期に形成されたようだ。 化石燃料を使用しないエコカーへの情熱も高く、レクサス・LSやトヨタ・プリウス、アメリカの超高級ハイブリッドカー フィスカー・カルマ、EVのテスラ・ロードスターなどを所有。 アカデミー賞授賞式にもプリウスを自ら運転して登場し話題となった。 2013年、高性能電気車両の製造で知られるベンチュリーと共同で「ベンチュリーグランプリ・フォーミュラEチーム」を設立。2014年シーズンのFIA フォーミュラE選手権への参戦を発表した。 ディカプリオは、自身の出演作以外(『ギャング・オブ・ニューヨーク』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』)でのベストムービーに『千と千尋の神隠し』を挙げている。 女性関係については、周知の通り甘いマスクでその人気は凄まじく、歴代の交際相手は30人ともされる。モデルと噂になることが多く、スーパーモデルのブリタニー・ダニエル、ナオミ・キャンベル、クリステン・ザング、ヘレナ・クリステンセン、アンバー・ヴァレッタジゼル・ブンチェン、バー・ラファエリなど、そうそうたる名前が連なる。また、『ロミオ&ジュリエット』で共演したクレア・デインズやシエナ・ミラーといった有名女優とも付き合っていた。2016年頭には、またしてもモデルのケリー・ローバッハとの破局が伝えられたばかりだが、後のインタビューでレオナルド・ディカプリオは「その時が来たらそうなると思うよ」というポジティブなコメントをし、将来結婚する可能性をほのめかしているという。

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