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エコロジカル・フットプリント / Ecological Footprint

エコロジカル・フットプリントは環境フットプリントとも呼ばれ、ある集団が消費する自然資源のことを表す。エコロジカル・フットプリントを測定することで特定の集団や経済がその土地に要求する自然資源量や廃棄物の浄化能力を推定することができる。これは農業用地、放牧地、漁場、人工埋め立て地、森林地の利用やその土地での炭素要求量を含む。2006年以降、人類の自然資源の年間需要が、その年に地球が再生産できる自然資源量を上回ってしまう日をアース・オーバーシュート・デーとして設定している。2019年のアース・オーバーシュート・デーは7月29日であり、これは1970年代に初めてオーバーシュートの状態に突入してから最も早い日となる。留意すべき点は、エコロジカル・フットプリントはそれぞれの国や国内の社会集団ごとに大きく異なり、世界的な不平等を反映していることである。