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星のや / Hoshinoya

国内外のデザイナーや建築家によるスタイリッシュなデザインが特徴のリゾートホテル、星のや。 「大人のためのファミリーリゾート」をコンセプトとしていて、その土地独自の価値観、生態系、文化を守りながら、時代に合わせた日本のサービスを提供する。 「現代を休む日」を掲げ、昨日までの忙しさを忘れてしまえるように、テレビを置かない。 自然の光の美しさに気付けるように、照明を少し暗くしている。 地元で生まれ育ったものを楽しむことが何よりの贅沢だと思うから、おもてなしは地域ごとに変える。 どれも、徹底している。 1914年、軽井沢にて星野リゾート第一号となる星野温泉旅館が開業。温泉掘削や水力発電所の設置などから旅館機能が充実していて、世界中の知識人、また多くの文化人に愛される温泉となった。 大正10年から始まる「芸術自由教育講習会」では、内村鑑三、与謝野晶子、島崎藤村、北原白秋などが星野温泉旅館に集う。 2001年からリゾートや旅館の運営事業に取り組み始めると同時に、軽井沢の星野温泉旅館の改築計画を進め2005年7月に星のや 軽井沢を開業。 それぞれが離れのように独立した客室は水辺の広大な庭園に面しており、すべての部屋のテラスから四季折々の景色が羨望できる。 温泉施設も複数あり、数日をかけて食事やスパトリートメント、温泉を通して身体本来の快適さを取り戻す滞在型のスパプログラムも提供する。 寝るためではなく、心地よく滞在するための客室を提供している。 また各室と施設を繋ぐ路地も、星のや軽井沢ならではの魅力のひとつである。 ゆるやかな起伏に富んだ小径を歩けば、中央を流れる川や野鳥の森はもちろん、軽井沢に自生する植物や木々といった自然を楽しむことができる。 室内ではリビングに床座を取り入れており、テーブルやソファは視線が低くなるようにつくられているため天井が高くなり、より空間を開放的に感じることができる。 作業に没頭したり、読書をしたり、昼寝をしたりと、いつまでも寛いでいたくなるような居心地の良さを実感できるだろう。 星のや 軽井沢で頂ける食事は、「日本料理 嘉助」。 山川に囲まれた信州の地を活かし、厳選された旬の食材を贅沢に使い、食を極めた料理人が丹精を込め、野趣あふれ洗練された「山の懐石」を作り出している。 店内は御影石の壁で山を、通路と客席は川と川床に見立て、棚田の庭へと繋いでいる。 自然に抱かれたような空間の中、四季や時間の移ろいが感じながら、寛ぎながら食事を楽しめるだろう。 2009年には、星のや 京都がオープン。 世界遺産の街、京都嵐山からわずか10分。 川を上げ分け入った場所、市街の喧騒とは無縁の別世界に、星のや 京都は位置する。 ここは景観観保護指定区のため古くからの景観をとどめ、春には桜、緑深まる夏はせせらぎが涼を運び、秋には紅葉、冬は水鳥が季節の訪れを知らせてくれる。 全ての視界が色鮮やかに見える、特別なエリアである。 伝統的な日本建築を今に伝えるため、100年以上前に建てられた旅館をリノベーションし、全ての客室からは、その山々を縫うように流れる大堰川の渓流に面するリバービューでもある。 美しさ、静かさ、贅沢さの全てが「水辺の私邸」と呼ぶにふさわしい存在で、年を重ねるごとに味わいを増す日本建築の魅力を、充分に楽しめるだろう。 また客室インテリアには、部屋ごとに異なる版木の模様を刷り込み完成させた京唐紙が使われており、其々の空間に京の伝統が演出されている。 障子や襖などには現代的なデザインで仕上げることによって、本来の機能はもちろん、洗練された美しさを纏い、京の美が息づく、星のや 京都オリジナルのインテリアへと仕上がっている。 星のや 京都では、既存の枠にとらわれないアイデアと「五味自在」の概念を活かした会席料理が味わえる。 料理長は祇園の老舗割烹の流れを汲んでおり、海外でも活躍し評価を得ている。 『ミシュランガイド2013』でも1つ星を獲得した会席料理は、味わいは勿論、芸術性の高さでも魅了されるだろう。 2012年にオープンした星のや 竹富島は、沖縄八重島諸島の石垣島から高速フェリーで10分の竹富島に位置する。 青い空、白い砂浜、コバルトの海、赤い琉球瓦、全室に庭をもつ戸建ての客室は、かつてあった珊瑚の石垣に囲まれた特有の伝統建築が再現され、周囲の自然と色鮮やかに調和している。 客室は「暮らすように滞在できる」をモットーに、より快適に過ごせるよう、随所に現代的なアレンジも施されている。 例えばリビングやフローリングと琉球畳の2タイプあり、どちらの部屋にもゆったりと寛げるソファや開放的なバスタブ、星のや 竹富島ならではのリゾート感を楽しめる設備が充実している。 また竹富島の伝統建築で、風が通り抜ける建物となっている点も魅力的だ。 縁側をすべて南向きとし、海を渡ってやってきた南風を心地よく迎え入れ、風が通り抜ける開放的なリビングから庭を望むと、まるで住人になったような気分になるだろう。 風を感じながら読書をしたり音楽を聴いたり、プールサイドでまどろむのも、また魅力的だ。 24時間利用ができる楕円形の温水プールは、全長が46mもある。そんなプールサイドからは視界いっぱいに澄んだ青空が広がり、夜は満点の星空が望める、時間によって表情を変える贅沢な空間が楽しめる。 星のや 竹富島では、フレンチの手法を取り入れた、オリジナルの料理が味わえる。 上質な食材の宝庫である竹富島の伝統的な食材など、素材の良さを最大限に引き出したメニューでもてなされる。 また料理を引き立てる器にもこだわっており、繊細なフレンチを引き立て、さらに沖縄らしさをまとった特別な器でお料理を堪能できる。 また2015年10月には、東京から2時間、河口湖を望む丘陵に位置する日本初のグランピングリゾート星のや 富士がオープン。 富士箱根伊豆国立公園として保護されてきた特別な地域に位置する。 赤松の美しい林に浮かぶテラスと小さなキャビンがスコープのように、美しい河口湖を見晴らす造りになっている。 ここでは、アウトドアの楽しさを髄まで知り尽くしたマスターが、心地よい自然の寛ぎにご案内してくれる。 「現代を休む日」にふさわしい、誰もが自然を好きになる新しいキャンプスタイルである。 山、川、森などの自然あふれる場を、くつろぎや遊びをデザインした特別なフィールド。 そんなフィールドで鍵を握るのは、豊富な経験とクリエイティブな遊びのアイデアを持つ、グランピングマスター。 遊ぶためのパブリックエリアと、寝室というプライベートな空間の両方を、満たせてくれる。 またグランピングリゾート星のや 富士では、シェフによるスペシャルなキャンプ飯が味わえる。 こだわりの食材、火加減、スパイスのチョイスまでをシェフが手ほどきして一緒に作り上げる。 通常のキャンプとは一線を画す食事の時間を、満喫できるだろう。 なお、2016年夏には星のや 東京、海外への初進出となる星のや バリがオープンした。 こちらも星のやの神髄を味わえる、極上のステイが保証されていることだろう。 星のや公式サイト: http://hoshinoya.com/ ■所在地:長野県北佐久郡 軽井沢町長倉2148 ★所在地:長野県北佐久郡 軽井沢町長倉2148