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ハイク / HYKE

ハイク(HYKE)は、デザイナー吉原秀明氏と大出由紀子氏が2013年秋冬コレクションからスタートさせた日本のファッションブランド。 東京出身の吉原秀明氏、群馬県出身の大出由紀子氏はともに1969年生まれ。プライベートでもパートナーである。 吉原氏はメンズの服飾専門学校でテーラリングを学び、大出氏は縫製工場を営む家庭で育ち古着に興味を持つ。 1998年、ヴィンテージ&ユーズドのショップを代官山にオープン。 同年、ブランド「グリーン(green)」を立ち上げデザイナーとして活動を開始するが、2009年春夏コレクションを最後に出産、育児のため休止。2013年秋冬シーズンより新ブランドハイク(HYKE)をスタート。ブランド名は、デザイナーの家族の名前の頭文字を合わせたもの。 ヴィンテージショップを運営する傍ら古着の良さを再確認。年代を重ねたものの「良さ」を取り入れた服作りをしたいと考えたのが、ブランド設立のきっかけ。 「Heritage And Revolution(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」をコンセプトに、高度な技術に裏付けられたベーシック、丁寧に選ばれた素材を使用したハイクオリティなコレクションを発表。素材の持つムードを的確に掴みとり、個々のデザインに合った技術を駆使して生み出される独特のシルエットは秀逸。 ファーストコレクションは、米海軍と紺色の2つの意味を持つ「NAVY」がインスピレーション源。 この時のコラボレーションは、米海軍にウールキャップを供給していた経緯を持つ「ニューエラ(NEW ERA)」と。 2014年春夏は、欧米のワークウェアに着想を得たコレクション「WORK」。その歴史を考察、素材やパターンを分解しハイク流味付けをして再構築。 2015年秋冬は「MILITARY」。1823年にMACKINTOSH CLOTHが発明され、そのゴム引きコートの製法を守り続けるマッキントッシュと、ハイクのコラボレーションアイテムがデビュー。大きな話題を呼んだ。 2015年春夏は、「Sport」と「 Traditional Style」がキーワード。この年パイソン柄が使用され、以後ハイクの象徴的な柄となる。 この年、アディダス オリジナルス(adidas Originals)とのコラボレーションラインを発表。アディダスのスポーティな印象とハイクのミニマルな雰囲気が溶けあったクールなコレクションは絶大な人気を博す。 2016年秋冬は「heavy-duty Wear」。米国リアルツリー社が展開する「APカモフラージュ」を採用し、リアルな枯葉を再現したプリントに注目が集まった。 2016年春夏は再び「NAVY」。 2017年秋冬は、ハイクの原点とも言える「WORK」と「MILITARY」。 ハイクは、プライベートと仕事のバランスを大切に考えているブランド。 日々の時間の使い方に丁寧に配慮したブランドの空気は、そこでつくられる服たちに確実に反映しているようだ。 ■概要 ハイク(HYKE)は、日本生まれのファッションブランドで、デザイナーの吉原秀明氏と大出由紀子氏が発足させた。当ブランドが立ち上げられたのは2013年のことで、同年の秋冬コレクションがキッカケとなった。吉原氏は1969年生まれの東京都出身で、大出氏も同年生まれの群馬県出身である。両人は仕事上のパートナーであると同時に、プライベートのパートナーでもある。吉原氏は、服飾の専門学校でメンズのテーラリングを学んでおり、自然とデザインの分野にも興味を持つようになった。一方、大出氏は実家が縫製工場を営んでおり、服飾の世界に育ってきた。その中で、特に古着に対して興味を持つようになった。彼女は1998年にヴィンテージ&ユーズドショップを代官山にオープンさせ、同年にオリジナルブランドの「グリーン(Green)」を立ち上げている。その後、本格的なデザイナーズ活動に入ったが、2009年の春夏コレクションを最後に産休と育児で活動を休止した。そして、2013年に活動を再開するのと同時に、新ブランドのハイクをスタートさせたわけである。 ■特徴 ハイク(HYKE)のブランド名は、デザイナー家族の名前の頭文字を合わせたもので、ヴィンテージショップのファミリー的なイメージにつながっている。古着の良さを展開しつつも、新たな視点から再発見したデザインを、新ブランドではアピールしている。ハイクのコンセプトとなっているのが「Heritage And Revolution」で、服飾の歴史や遺産を自らの感性で進化させることを目指している。ベーシックには、高度な技術に裏打ちされた誇りが感じられ、発表されるコレクションにはハイクオリティなこだわりが感じられる。その背景には、丁寧に選ばれた素材があり、古着で培われた感性が光っている。素材が持っているムードを的確に掴むことで、高い技術と融合したデザインが美しいシルエットを生み出している。ファーストコレクションには、アメリカ海軍をイメージしたNAVYカラーが採用され、鮮やかな紺色がインスプレーションの源となった。当コレクションでは、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしており、当ブランドはアメリカ海軍にキャップを供給している。 ■歴史 ハイク(HYKE)は、2014年の春夏コレクションとして、欧米のワークウェアをモチーフにしたデザインを発表している。当コレクション「WORK」では、欧米の作業着の歴史等を考察して、素材やパターンを再構築したハイク流のアレンジがなされている。2015年の秋冬には「MILITARY」が発表され、マッキントッシュとのコラボアイテムが話題を呼んだ。マッキントッシュは、ゴム引きコートの製法を発明した会社で、現在でもその製法を守り続けている。同年の春夏コレクションは、「Sport」と「Traditional Style」をキーワード」としており、その後のパイソン柄の使用につながっている。パイソン柄は現在ではハイクの象徴となっており、アディダス オリジナルスとのコラボも実現している。 ■デザイナー ハイク(HYKE)の企画及び生産は、適正価格での販売を前提としており、誰かに過剰な負担を強いることがないのが特徴である。負の連鎖を断ち切ることで、持続可能性が高まり、製品の品質向上にもつながっている。そうした取り組みの一環として、ニューヨークでも展示会を開いており、魅力ある製品を世界に向けて発信している。現地にもハイクの愛好者が増えている証になっており、今後はヨーロッパ方面への進出も視野に入れている。特にデザイン物が海外で高い評価を受けており、少しずつ時間をかけて浸透することを願っている。吉原氏は、遠いビジョンがある一つ一つの決断を大切にしており、人生の考え方やライフスタイルそのものがブランドに現れている。 ■商品ラインナップ ハイク(HYKE)は、2015年にアディダス オリジナルスとのコラボレーションラインを発表しているが、アディダスのスポーティな印象とハイクの感性が融合したクールなコレクションに仕上がっている。翌年の2016年には秋冬コレクションの「heavy−duty Wear」を発表し、米国リアルツリー社展開の「APカモフラージュ」を採用している。特に、リアルな枯葉をモチーフにしたプリントデザインが話題となり、様々な分野での展開が見られた。続く2017年の秋冬コレクションでは、ハイクの原点となった「WORK」と「MILITARY」が再現され、プライベートと仕事のバランスを考慮した姿勢を改めて強調した。そこには、日々の時間の使い方の中に、丁寧に配慮されたブランド感が漂っており、作られるファッションアイテムに確実に反映されている。 ■日本での活動 ハイク(HYKE)の企画・デザインは、吉原氏と大出氏が共同で行っており、ディレクションやヴィジュアル製作は吉原氏が主に担当している。大出氏は、生産関係を担当しており、それぞれのアイデアをキャッチボールしながら、最終的な仕上げに繋げている。開発のスピードや精度は、ブランド立ち上げ当初から大幅に向上しており、企画自体もスムーズに流れている。従来ではぶつかることによって生まれていたアイデアが、自然な流れの中で肉付けされるようになっている。それによって、かつてよりも製品としての精度がアップしていることになる。そして、価格の低いアイテムを揃えることだけが目的ではなく、生産者側と顧客、そして関連業者が共に喜べる体制づくりが重要だとしている。 ★ハイク 注目記事: ・アディダス オリジナルスとハイクのコラボ第3弾、3月9日世界先行発売!ハイク/吉原秀明・大出由紀子編 ---編集長×気鋭デザイナー対談アディダス オリジナルス バイ ハイク、コラボ第2弾が10月7日より発売! ★ハイクに関連するサイト: ・VOGUE GIRL